落語観てきた「第五十七回定期落語会@仙台市市民活動サポートセンター地下ホール」2024/12/28
東北学院大学落語研究会の発表会を観に行ってきました。 一、北極亭こぐま「ろくろ首」 一、黄亭花透音「棒鱈」 一、渡来庵杜来「厩火事」 一、炊立亭土鍋「悋気の独楽」 〜仲入り〜 一、藍舎都羽「子ほめ」 一、頑張亭たい杜「神崎の詫び証文」 一、楽進亭瑠嘉「尻餅」 一、三中亭優楽「へっつい盗人」 プログラムには、開口一番で一年生の裸足家元太郎君の名前がありましたが、体調不良で休演でした。 それでも長丁場、腰が痛くならないよう先回りして腰に湿布貼って臨みましたが、やはり後半少し辛くなった。 問わず語りの神田伯山(ラジオ)で、十二月八日に開催された講談フェスの感想が「腰が痛いが多かった」みたいな事言ってましたけど、ずっと椅子に座りっぱなしってのは結構大変な事なのです。特に私みたいな腰痛持ちには。 年末のこの時期の開催にも関わらず、結構お客さん入ってました。五十〜六十名以上は入ってたように見えました。有り難いもんです。 以下、簡単に感想。全員のは書いてませんけど。 北極亭こぐま君「ろくろ首」。彼は一年生、今年夏に初高座終えたばかり。他に演りたいネタがあったようだけど、事情があり「ろくろ首」。 実は私も学生時代一年生の冬の定期落語会で「ろくろ首」を演りました。演った事があるから分かるけども、この噺は難しい。簡単な噺なんて無いんだけども、一年生には荷が重いのではないでしょうか。それでも、一生懸命頑張ってましたね。 三十分近くの口演で、足が痺れて高座降りる時足元が危なっかしかったのは、見ていて背筋がヒヤッとしました。場所も同じ、身に覚えがあり過ぎるもので。 黄亭花透音さん「棒鱈」。以前観た「居酒屋」も上手でしたが、この噺もとっても上手でした。個人的には、この子が一番上手いんじゃないかしら、と思う。 炊立亭土鍋さん「悋気の独楽」。一番笑いました。独楽を回すくだり、普通だとあれで終わりの所、もう一回し。あれれ、どうなるのかな、と思ったらまさか独楽があんな動きを見せるなんて! オリジナルなのか、ああいう演り方する噺家さんがいるのか、分かりませんが、面白かったです。 三中亭優楽君「へっつい盗人」。上方落語で、私は初聴き。ふわふわした間で彼ならではの高座。 これで会長としては最後だそうで、次は二年生の楽進亭瑠嘉君が次の会長に就きます。 年の瀬、学生さんの落語をじっくり楽...