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落語観てきた「東北学院大学落語研究会 追い出し落語会@仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター」2026/2/22

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本日は後輩の落語会、東北学院大学落語研究会の追い出し落語会を観に行って来ました。 この春卒業する四年生の卒業記念公演です。 三中亭優楽君、炊立亭土鍋さん、鶴亭志ん刻君の三名(志ん刻君は本日出演は無し)。 開演十分前くらいに到着したのですがこの時点で大入り満員。百名は超えていたようです。後輩達の話を聞くに宣伝活動もかなり頑張ったようで、部員の知り合いやご家族も多く駆け付けて下さった様子。 番組はこちら↓ 一、渡来庵杜来「だくだく」 一、裸足家元太郎「道具屋」 一、黄亭花透音「蔵前駕籠」 一、炊立亭土鍋「お見立て」 〜仲入り〜 一、北極亭こぐま「権助魚」 一、楽進亭瑠嘉「富士詣り」 一、三中亭優楽「ディア・ファミリー」 今月、部室にお稽古でお邪魔する機会があり、優楽君以外の子の落語は一度伺っておりました。なので、お稽古の時と比べてどういう変化、進化があったのかというのも観ていて面白かったです。 開口一番は渡来庵杜来君「だくだく」。軽くあまり押さずにサラっと演って、まずは落語会の雰囲気を作っていて良かったと思いました。 杜来君の高座が終わった後、会長の北極亭こぐま君が高座に出てきて、ここで一度場内整理。見ると、開演後にいらっしゃったお客様が座れず、受付で待機している状態。ここで部員達が空いてる席に誘導したりお膝送りをお願いしたり。 次の元太郎君の高座が終わった後も、お膝送りがありました。それぐらいお客様が詰め掛けていました。 今回お客さんとして来てみて素晴らしいと思ったのはこの点。こういう配慮があって、きちんと行動出来て、またそれがスムーズに実行出来ていた。誘導中も変な空気にならないようにこぐま君がトークで繋いで、落語会としての流れも維持したまま、次の演者にバトンを渡していました。彼らの対応能力は本当に素晴らしかった。 二番手は裸足家元太郎君「道具屋」。部室で拝見した時よりも仕上げてきていました。こぐま君から貰ったというクスグリ、私は思わず吹き出してしまった。良いクスグリ貰ったとしても演者がちゃんと面白く喋れないとウケないですからね。 三番手は黄亭花透音さん「蔵前駕籠」。ここで会場の空気が少し変わったような印象を受けました。 この子は落語がお上手。客席ダレさせずにちゃんと引っ張っていって、完成度の高い高座。サゲも滅茶苦茶良かった。とても良い「蔵前駕...

落語演ってきた「中山吉成ふれあい茶話会@中山吉成集会所」2026/2/19

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午前中、中山吉成茶話会さんにて出前寄席でした。こちらは落語を楽しむ会貝ヶ森の会員・嵐々亭嵐乱さん、呑み亭一芯さんのご縁でお話を頂いております。 こちらの茶話会さんで落語を披露させて頂くのは、落語を楽しむ会貝ヶ森としては四回目。私が伺うのは今日で二回目。回数を重ねることでお互い変に緊張すること無く、リラックスして臨めます。 仙台は少し雪模様。中山吉成は山の上、会場となった集会所周辺もすっかり雪景色。お足元の悪い中、三十名近い方々にお集まり頂けました。 こちらの看板、地域の方の手作りなのですが、毎回新しいものが。滅茶苦茶雰囲気があって良い。 高座後ろの釣り看板、ご厚意で今回のものは会へ寄贈して頂けることに。今後落語を楽しむ会貝ヶ森の発表会でお披露目出来るかと思います。 本日の番組はこのように↓ 一、剋家清生「牛ほめ」 一、呑み亭一芯「町内の若い衆」 一、嵐々亭嵐乱「子は鎹」 毎回、こちらの会は健康体操から始まります。身体を動かしてほぐして、笑う体制を整えてから臨みます。 開口一番の私は「牛ほめ」。途中少し間違えたけど、慌てずリカバリー出来た。このネタは、あんまりさらわずとも、いつでも口演出来るネタに育てたい。でもまだまだ練習量足りない。 じっくり聴き入るお客様が多い雰囲気の中、開口一番でこれだけ笑って頂ければ上出来。 呑み亭一芯さん、今はすっかり元気ですが、実は少し体調崩されており、人前で落語を披露するのは昨年の五月以来。ブランクがあり「少し台詞怪しかった」と仰ってましたが、聴いていて詰まってる感じは無く。これからもドンドン高座に上がっていって欲しいです。 トリは嵐々亭嵐乱さん「子は鎹」。何度か人前で掛けた事のあるネタなので、手慣れていて、堂々と口演。何人かのお客様、聴いてる最中涙を拭ってる方もおられました。 嵐乱さんはベースが笑顔、その笑顔で切ない部分を明るく演る事で、かえってお客さんの感動を誘ったのではないかと。 私も人情噺何か覚えたくなった。出来るかどうかはさておき、滑稽噺だけじゃない、じっくり聴いてほろっとするネタがあると、お客様に喜んで頂ける事もた...

落語演ってきた「出前寄席・栗原市築館 坂下自治会様」2026/2/1

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本日は栗原市築館の、坂下自治会様からのご依頼で出前寄席。新年会の集まりの余興で落語を披露して参りました。 今回このお話を頂けたのは、昨年十一月に伺った栗原市志波姫のお寺・杖林寺さんでの出前寄席のお陰。この杖林寺さんでの落語会に坂下自治会様の担当の方がお越しになり「是非うちでも」とお声がけ頂いたからです。 こうしてご縁が繋がってあちこち呼んで頂けるのは本当に嬉しいものです。 この自治会さんではほぼ毎週地域の方々が集会所に集まり、体操をしたりお茶飲みをしたり、何かしら会をやってらっしゃるんだそうです。なので最初から和気あいあいとした雰囲気で、我々もあまり気を張らずに臨めました。 番組はこんな感じ↓ 一、楽笑夢かっ幸「南京玉すだれ」 一、賀千家ぴん吉「新聞記事」 一、剋家清生「たらちね」 本日、落語は仙台新撰落語会のぴん吉さんに共演をお願いしました。 杖林寺さんの時もぴん吉さんに出演して貰っており、その時も大変好評でありましたので、今回もお願いしました。 また、今回落語以外に南京玉すだれの方も共演されました。 地元の方で、なんでも十年くらい前にオトナの休日倶楽部のカルチャー教室で南京玉すだれを学ばれたんだそう。築館から仙台まで通って、芸を身に付けたそうです。 「楽笑一門会」という南京玉すだれの流派で、お名前は「楽笑夢かっ幸(らくしょうゆめかっこう)」さん。 南京玉すだれと言えば、仙台新撰落語会では翁家さん楽さんが長くおやりになってました。こちらは東北学院大学落語研究会のツテで翁家さん馬師匠から教わったもの。 我々としてはこっちのほうが馴染みがあるのですが、それとはまた細かい所が違っていました。でも「…なかなか元へと戻らない」のクスグリはやっぱり入りました。 とてもエネルギッシュな南京玉すだれで、衣装も相俟ってとても賑やか、初春の会のスタートらしくとても場を盛り上げて頂きました。 ぴん吉さん演目は「新聞記事」。この噺は学生時代以来だということで、蔵出しの演目。マクラで謎掛けをいくつかやったの、「新聞記事」のマクラとして良いなと思いました。マクラで少し洒落やトンチに慣れさせておくと、お客...

落語観てきた「ルート9定期公演 花金・仁馬二人会午前の部@花座」2026/1/24

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本日は花座に落語を観に行って来ました。今年初の落語会。楽しんで来ました。 番組はこちら↓ 一、三遊亭花金・仁馬「トーク」 一、三遊亭仁馬「ぞろぞろ」 一、三遊亭花金「馬の田楽」 〜仲入り〜 一、三遊亭花金「悋気の火の玉」 一、三遊亭仁馬「武助馬」 ルート9の公演を観に行くのは初。今回は花金さんと仁馬さんの二人会。 客席は、おそらく花座初めてのようなお客さん含め、つばなれしないくらい。 最初お二人のトークから。 仁馬さんは私初めて拝見します。少し控えめというか、おとなしそうな印象の方。花座の高座に初めて上がった噺家さん。 ルート9のメンバーが花座で定期公演をやる際、去年から夜公演を始められたそう。落語の時間は短めだけど、客席でお酒を呑みながら落語を楽しもうという試み。始めてみたらほぼ毎回満席で好評なんだとか。今夜も夜の回あるけど予約でいっぱい、残りの座席一つくらいしか無いんだそう。 私はお酒呑みながらだと変なテンションになったりして噺家さんに申し訳無いかなと思い、少し参加はためらっちゃうな。節度をもって楽しめるか自信がない。 ここで、お二人が午年生まれの年男と判明。なんか縁起が良さそうな組み合わせの回に行けたわけか。 また、まだ詳細明かせないけども四月に面白そうな会があるご様子。この日仕事休めたら是非足を運んでみたい。 落語は、最初仁馬さんから。葛飾区の生まれのマクラから、「ぞろぞろ」。駄菓子屋のお婆さんが駄洒落を言いまくる。以前花座で観た春雨や晴太さんの「ぞろぞろ」と同じ感じ。駄洒落たくさんで下らないけど楽しい一席。 お目当て、花金さん一席目は「馬の田楽」。今年の干支にちなんだ一席。花金さんの「馬の田楽」は二度目。馬子を振り回す連中の描写が楽しい楽しい。皆マイペースで身勝手で、やりたい放題。「馬の田楽」ってこんなに面白い噺だったのかと気付かされました。 マクラでは、初席の様子や、干支を使ってのなぞかけの話題。花金さんのマクラは楽しい。 仲入り挟んで再度花金さん「悋気の火の玉」。色気のある噺がよく似合う。火の玉に煙草の火をつけて貰うところ、妙に色っぽくて、本当に火の玉といちゃついてる感がありました。 トリは仁馬さん「武助馬」。この噺自体ちゃんと観るの初めて。最後のドタバタのところで客席もワッと沸いてました。 今日はグッズの販売があり、花金さんの...

落語演ってきた「出前寄席・国見ヶ丘かたくり会様@吉成市民センター」

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本日は出前寄席、国見ヶ丘かたくり会さんにて落語を披露して参りました。 こちらは国見ヶ丘地区の老人クラブ。本日は会員の十六名の方々がお集まりでした。 かたくり会さんに呼んで頂くのは今回で二度目。昨年も一月、新春初笑いの会という事で声を掛けて頂きました。会場となっている吉成市民センターさんのご紹介でした。また声を掛けて頂けたというのは嬉しいものです。 本日仙台は凄く冷え込んでとても寒い。また風が強すぎる。吉成市民センターさんの駐車場から館内に備品運び込む際、ベニヤ板とか風であおられて飛んでくところだった。 会員が揃って会が始まると、まずは氷川きよしのズンドコ節に合わせて体操して身体をほぐしてから。 前回もそうでしたが、こちらの皆さんはじっくり聴いて、じっくり笑って頂ける感じ。ただ、前回よりは笑って頂けた印象。初回だとお互いが不慣れ・緊張があったりして硬くなりやすいと思います。どの出前寄席でも、二度目・三度目のほうが慣れてきてより笑いが起こりやすいと感じます。 四十分の予定だったけど、一時間近く口演して構わないとお話し頂けたので、三席演らせて頂きました。 一席目は「牛ほめ」。年始から練習してて、今日ようやく人前で口演出来た。なるべく丁寧にゆっくり喋ってほぐしていく。 二席目は「手水廻し」。ネタおろししてから三回目。あまり間を置かずにお客さんの前で口演出来ているのは有り難い。やはりお客様の前でやってみてこそ。その噺の何処が面白いのか、それを伝わるように演じるにはどうしたら良いのか、正解はお客さんが教えてくれると思います。自宅でぶつぶつ稽古してるだけだと、段々「本当に面白いのか?」と分からなくなってきます。 参考にした噺家さんのもの、特に桂雀々さんのあの面白さには到底及びませんが、自分なりに楽しく演じて、お客さんに笑って頂ける演目に育てていきたい。 三席目は「旅行日記」。笑って頂けましたが、時間少し短すぎた。七分足りなかった。もう少し長い時間の違うネタの準備も出来ていれば良かったけど、これが今の私の限界でした。 しかし、この落語の高座が続いた期間、風邪も引かず、体調崩さずにこられた事に安堵。穴空けなくて本当に良かった。 こんなの見つけた。吉成市民センターさんでは以前、アマチュア講談師の方の会があったようです。この方、お名前伺った...

落語演ってきた「出前寄席・遊び心探求の会新春初笑いの会@八木山市民センター」2026/1/18

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本日は遊び心探求の会さんの出前寄席でした。 毎年恒例、初笑いの会。毎度、落研の後輩に共演をお願いしました。 番組はこのように↓ 一、剋家清生「転失気」 一、黄亭花透音「桃太郎」 一、渡来庵杜来「看板の一」 一、黄亭花透音「館林」 一、剋家清生「茶の湯」 〜お昼ご飯〜 一、翼見亭思緑「時そば」 一、渡来庵杜来「牛ほめ」 一、剋家清生「手水廻し」 昨日は仙台新撰落語会、打ち上げもしっかり参加したため、恥ずかしながら二日酔い。午前中ふらふらで頭が回らない。兎に角遅刻しないように、忘れ物しないように。 現着し支度が終わり、会が始まったあたりでもまだフラフラ。遊び心探求の会とはすっかりお馴染みとは言え、これは良くないな。かと思いきや、一席目「転失気」はとっても力が抜けて自分の中では飄々と演れました。二席目「茶の湯」も、普段であれば大きめのネタだからと力んでしまうのですが、これもフワフワ飄々とお喋り出来た。力入れたくても入れられない、という事なんですけど。これは少し面白い発見。だけど出前寄席の度に二日酔いで臨むわけにもいきませんので、今後は気を付けます。 でも力を抜いてふわっと喋る、というのは新たな発見でもありました。 三席目は昨日ネタおろししたばかりの「手水廻し」。頭回すのはやはり負担であった。 自分が「ここでウケたいな」という所ではさほどウケず、あんまり期待していない所でウケた。やっぱりお客さんの前で口演してみないと分からない事もある。どんどん人前で演って、調整していければ良いな。 本日は三人の学生さんに共演して貰いました。 三年生の渡来庵杜来君、黄亭花透音さんはこの遊び心探求の会の出前寄席には何度か参加してくれており、お客さんもお馴染み。顔馴染みになってくるとお客さんの反応もまた違ってきます。 一年生の翼見亭思緑君は初参加。彼は遠方からの参加で、本日公共交通機関の遅延があり遅れて到着。 「時そば」とっても上手。表情も良い。テンポも良い。やらなきゃいけない事が多い噺なんだけど、良く仕上がってました。 毎度お楽しみのこちらのお昼ご飯。このために参加しているようなもの。

落語演ってきた「第六十三回仙台新撰落語会@東京エレクトロンホール宮城四階会議室」2026/1/17

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本日は第六十三回仙台新撰落語会でした。 番組はこちら↓ 一、山川短志「一目上がり」 一、可亭左悪「大安売り」 一、剋家清生「手水廻し」 一、目白亭白目「湯屋番」 〜仲入り〜 一、花枝亭美葉「厩火事」 一、裁落亭とんぼ「教えてチャッピー」 一、水無月亭六六「しじみ売り」 御来場のお客様四十三名。前回よりはお客様増えてきていて有り難い限り。 新年最初の落語会、御来場まことにありがとうございました。 山川短志さん「一目上がり」。新撰落語会ではぴん吉さんと私も演る演目ですが、どれとも違う噺の運び、色んなパターンがあるんだと勉強になる。飄々としてて、枯淡の味わい。 可亭左悪さん「大安売り」。左悪さんは相撲大好き、今まで相撲ネタは演ってなかったのですが、今回挑戦してみたそう。今日がネタおろし、高座降りてきて袖で「なんとか出来た〜」とほっと安心された顔。相撲好きな方の相撲のマクラは楽しいし、お客さんもノッてた。年齢層的にも相撲の話題はぴったりなんだろう。 私は相撲ネタいくつか持ってるけど、私はさほど相撲好きじゃないからな。 私は「手水廻し」ネタおろし。 なんとか出来た。笑っていただけたので、これが自信につながる。この日は美味しく酒が呑めました。 演ってる最中少し目線怪しくなったのは、稽古不足。 お客さんの反応を見て初めて分かる事もあり、とても勉強になりました。 この「手水廻し」は上方落語。上方落語では前座噺のような位置づけの演目のようで、色んな噺家さんが演っておられるようです。 東京でも最近お演りになる方が増えてきているようです。 資料探して、東京落語で見つけたのは三遊亭歌武蔵さん、桂宮治さん。工夫はあれど、上方落語をそのまんま、といった感じ。 私は林家染ニさん、桂雀々さんのを聞いて覚えて、私なりに調べて、東京落語風に直してみました。 上方落語では舞台となるのは関西地方の田舎の宿、という設定ですが、それを江戸の旅籠としてみました。 出てくるのは上方のお客さんと、宿屋の主。上方落語では「板場の喜助」が出てきますが、「板場の」とは、つまり調理場で働く料理人のことを指します。この「板場」というのは...