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落語演ってきた「出前寄席・生出朗壮大学@生出市民センター」2026/1/16

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本日は仙台ほでなす会の遊々亭つばささんと一緒に出前寄席でした。 太白区にある生出市民センターさんからのご依頼で、こちらの朗壮大学さんの新年初笑いの会で落語を披露して参りました。 去年、つばささんと私で二人会を仙台市戦災復興記念館でやらせて頂いたのですが、生出市民センターさんのスタッフの方がその二人会を見付けて当日観に来て下さいました。その場で「うちの市民センターで落語は如何でしょうか」と声を掛けて下さり、今回の出前寄席が実現しました。有り難い事です。 当然、今回の生出市民センターさんの出前寄席もつばささんとの二人会形式で。つばささんと出前寄席行くのは今回が初めて。 番組はこのように↓ 一、遊々亭つばさ「ぜんざい公社」 一、剋家清生「旅行日記」 一、遊々亭つばさ「黄金の大黒」 〜仲入り〜 一、剋家清生「転失気」 生出地区のご高齢の方々中心に、約三十名以上の皆さんに落語を観て頂きました。 最初、こちらの館長さんのご挨拶が入りましたが、この館長さんが面白い。漫談風の挨拶でお客さん温めまくるわ、なぞかけで拍手笑い取るわ、縦横無尽。我々落語やらなくても、館長さんのオンステージで十分なんじゃないのか、というくらい。館長さんのお陰で笑いを楽しもうという雰囲気にして貰いました。 つばささんはこちら生出には御縁があるようで、親類がこちらにお住まいとか。幼少期ここで遊んだりもしたようで。 噺は、つばささん最初は「ぜんざい公社」。私が以前「つばささんに似合う」とオススメし例の二人会で口演して貰った演目。入れ事もしやすいしつばささんの雰囲気にも合いますし、これはオススメして良かった。 「ぜんざい公社」は、去年暮れに亡くなった昔昔亭桃太郎さんのが好きで、日本の話芸で録画したのを繰り返し楽しく観ておりました。桃太郎さんのグイグイ押してく感じじゃない所や、下らないクスグリを堂々と放り込んでくる所が、なんかつばささんと共通するのかな、と今になって思います。次は高座でセコい茶碗使う事をオススメしようかな。 二番手の私は「旅行日記」。いつも出前寄席で演る自分の定番マクラで暖機運転して調子を整えて、また前のつばささんの色を消しにかかる。噺は少し迷って「旅行日記」。良く笑って下さり感謝。 三席目はつばささんで「黄金の大黒」。初笑いにピッタリのお目出度い噺、ここでグイッと古典落語の方...

落語観てきた「東北学院大学落語研究会・定期落語会」2025/12/21

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本日は後輩の、東北学院大学落研研究会の定期落語会を観に行って来ました。 この日は朝まで仕事。仮眠取ってから向かったので、開演時間には間に合いませんでした。なので途中から鑑賞。 会場は、過日創立六十周年記念落語会があった東北学院大学土樋キャンパスの九十周年記念館。 つい一ヶ月前の事、個人的に寂寥の感があります。 番組はこちら↓ 一、圍智家城輔「平林」 一、右桜亭左桜「雛鍔」 一、北極亭こぐま「大安売り」 一、黄亭花透音「館林」 〜仲入り〜 一、喜道修生「初音の鼓」 一、炊立亭土鍋「まんじゅう怖い」 一、三中亭優楽「恋模様は、島田飴」 一、楽進亭瑠嘉「藪入り」 一年生の城輔君、左桜さんには間に合わなかった。こぐま君の途中から鑑賞。 北極亭こぐま君「大安売り」。押し芸の彼にぴったりの演目ですね。クスグリも入れやすいし、今後売り物になるネタじゃないでしょうか。 黄亭花透音さん「館林」。珍しい噺、春風亭一之輔の音でしか聴いたこと無い。一之輔は三遊亭兼好さんから習ったんだったかな? 細かいところ上手。 一年生の喜道修生君「初音の鼓」。マクラは少し自信なさげ、だけど噺に入ったら堂々と口演。なんだのこのギャップは。殿様の鷹揚としたところが良い。お客さんにも良くウケてました。 炊立亭土鍋さん「まんじゅう怖い」四年生の安定感があります。間とか噺の運び方とか上手。楽しいまんじゅう怖いで、学生落語としてはとっても良い完成度。 三中亭優楽君「恋模様は、島田飴」自作との事。面白かった、笑っちゃった。 楽進亭瑠嘉君「藪入り」。六十周年記念落語会のトリの大役勤めて、またすぐに「藪入り」という噺に取り組むこの意気が良い。亀ちゃんが良かった。相変わらず入れ事が沢山。中年男性にはジーンと来る演目でしょう。こういうネタ、例えば男性客ばかりの会場とかで演るとハマったりするのかな。 ハネた後は、一応OBなので少し残って、記念撮影とかの様子見させてもらう。皆仲が良くて楽しそうだ。 で、この様子をバシャバシャ撮影するOB会長の笑門亭来福さん。 この時期落研は三年生の幹部から二年生の新幹部へと権力が移り、新体制となります。 ただ、これは各学年にちゃんと部員が居るからこそスムーズに体制移行が出来るわけで、私みたいに一つ上の...

落語演ってきた「出前寄席・仙台市民川柳会様@エルパーク仙台セミナーホール」2025/12/14

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本日は出前寄席。仙台市民川柳会様からのご依頼で落語を披露して参りました。 こちらに呼んで頂くのは今回で三度目。有り難い事です。 仙台朝から濡れ雪。会場のエルパーク仙台から臨む勾当台公園周辺もこのように冬景色。 この出前寄席、会員の皆様が川柳の投句を行い、それを選者の先生方が審査している間、その間を繋ぐ余興として呼んで頂いております。 今日は東北学院大学落語研究会の後輩、四年生の鶴亭志ん刻君に共演をお願いしました。 番組はこんな感じ↓ 一、剋家清生「牛ほめ」 一、鶴亭志ん刻「真田小僧」 一、剋家清生「旅行日記」 志ん刻君は三年生から落研に入った子。良くウケてました。海外に行ったというマクラも面白い。学生落語らしくて良い高座でした。 私一席目は「牛ほめ」。今年十月に蔵出し、その後少し口演する機会が無かったのですが、これから大事にしたい演目。来年なるべく高座に掛けて固めていきたいネタ。 二席目は「旅行日記」。こちらは今年固めていったネタ。落研の六十周年記念落語会に向けて頑張ってきた演目で、それなりに結果も出てきた演目なので今自信持って演れる噺。 落語が終わったら選者の先生方の講評の時間となるので、落語の時間は延びるわけにいかない。志ん刻君が何分演るかによって「旅行日記」か、より短い「鍋草履」にしようかと直前まで迷ってましたが、時間的に大丈夫そうだったので「旅行日記」に。時間もピッタリ終わることが出来て、またお客様にも良く笑って頂けたので大満足。 去年こちらで口演した時は、正直言うとあんまり笑って頂けなかった。あの時は落研の後輩・OBの若阿若阿亭寝子さんと二人で出演。寝子さんはウケてたけど、その後上がった私はほとんどウケず。悔いの残る高座でありました。なので今日は皆さんに笑って頂けて本当に良かった。 落語を観に来ているお客様じゃない、あくまで川柳を詠みに来ているお客様。客席もまばらに座っておられるから、まとまった笑いが起きにくい。でもこれだけ笑いが起こったのは有り難い。落語を楽しもう、笑おうという気を客席から感じました。 去年も今年も、この仙台市民川柳会さんの出前寄席が落語納め。今年は良い結果で終わることが出来て良かった。 高座はいつもの私の自前の高座。今日は緋毛氈無くて、緑色の...

落語演ってきた「南吉成社会福祉協議会ふれあい茶話会@南吉成第二集会所」2025/12/12

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本日は落語を楽しむ会貝ヶ森のメンバーで、南吉成社会福祉協議会様の茶話会にて出前寄席でした。 地域の御高齢の方々に集まって頂いての茶話会。落語を楽しむ会貝ヶ森としては、前回嵐々亭嵐乱さんと呑み亭一芯さん、鈴の家孝幸さんの三人で伺っておりました。 今回は嵐乱さんと、私・可亭左悪さんの三人という座組で伺って参りました。 仙台、天候悪く朝から吹雪。南吉成は山の方ということもあり、午前中はずっと雪模様でした。天候によってはお客様いらっしゃらないのではないかと心配しましたが、足元の悪い中、五十人近くの方にお集まり頂けました。 番組はこのように↓ 一、剋家清生「つる」 一、可亭左悪「熊の皮」 一、嵐々亭嵐乱「芝浜」 まずトップバッターは私「つる」。マクラでほぐしつつ、ネタどうしようか少し迷う。今日は嵐乱さんがトリで「芝浜」ネタ出ししていたので、あんまり長く演るのも良くない。マクラではそこそこ笑って頂けている、最初だから分かり易いのが良いか…。迷って、予定には無かったけど「つる」にしました。でもこれが判断ミス。 喋り始め、つるの由来を語る場面で浜の描写が少し入る。「あれ、これ芝浜とツくぞ」ふっとそう気付いた瞬間、迷いが出て、一番間違えちゃいけないところで間違えた。 ご隠居さんが説明するとこで「一匹の雄の首長鳥が、つーーるーーと飛んできて…」とやってしまった。これは取り返しがつかないミス。あっと気付いた時にはもう手遅れ。なんか適当にゴニョゴニョっと言って、その後何事も無かったようなフリをして、ご隠居さん「一匹の首長鳥の雄が、つーーと飛んできて浜辺の松の枝にポイと止まったんだよ」と言い直して押し通した。自分でも無理があるなと思ったけど、でも間違えちゃったものはしょうがない。知らんぷりして続けましたけど、あの一瞬客席の皆さんの頭の上にバカでかいクエスチョンマークが浮かんだのが見えたわ。 私の痛恨のミスの後、二番手は可亭左悪さん「熊の皮」。あの後は演り難かったろう… あの変な空気になった客席を徐々に元に戻してくれました。 トリは嵐々亭嵐乱さん「芝浜」。嵐乱さんは二度目の出演という事もあり、お客様方も最初から嵐乱さんの世界を受け入れてくれている雰囲気でした。 世話役さんも仰ってたんですが、こちらの茶話会に集まる方々は、じ...

落語演ってきた「東北学院大学落語研究会創立六十周年記念落語会@東北学院大学土樋キャンパス九十周年記念館三階大ホール」2025/11/22

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本日は東北学院大学落語研究会創立六十周年記念落語会でした。 この日のために、現役の学生さん、実行委員会のOB諸兄の皆さんは二年前から準備を進めてこられました。物凄く大変だったと思います。 私が大学二年生の時に落研の創立四十周年があり、その時は内々のパーティーと、当時落研の指導をして下さっていた翁家さん馬師匠と桂才紫さん(現・桂やまと師匠)をお招きしての、関係者だけ出席の落語会。当時は参加人数も少なく、簡単なものではありましたが、それでも大変でした。今回は記念品の準備や一般向けの落語会の企画やらで、私の時とは比べ物にならないくらい大変だったはず。 私は準備はほとんどお手伝いしておらず、当日の美味しいとこだけ頂いたような形で、本当に申し訳ない。 今回の記念落語会、ご来場頂いたお客様は述べ二百名超。十二時開演・十七時終演という長丁場の落語会でしたが、最初から最後までお付き合い頂いたお客様も多く、感謝しきりです。 会場となったホールはキャパシティ五百だったので、正直もっと埋めたかった。普段やらないんですけど、頑張って知り合いとか、最近ほとんど連絡取ってないような昔の知人とか、一度しか会った事ないような人にも案内をしまくりました。 これは落研二年生のこぐま君の影響、彼は集客のために知り合いに沢山声を掛けていると伺ったので、私も負けてられないと頑張りました。 頑張ったけど、なかなか難しかった。こういうのは普段が大事、急にお願いしても駄目。 でも久し振りに落語会に来てくれた方、初めて落研の落語会に来てくれた方も居て嬉しかった。仙台新撰落語会の美葉さんは山形から駆けつけてくれたし、白目さんは気仙沼から来てくれた。白目さんうちの落研の落語会に来てくれたの初めてのはず。前の職場の同僚とか。コロナ禍以降全くお会いする機会無かったお客様にも会えた。遊び心探求の会の石橋さんも、今回初めて落研の落語会に来てくれました。 どうしても都合が合わず来られなかったという方からもメッセージを頂いたり、そういうやり取りが出来た事はとても嬉しかったです。 会場となったのは、東北学院大学土樋キャンパス内にある九十周年記念館の三階にあるホール。この建物は一階に学食、二階に大学生協の売店があり、在学中は良く利用していましたが、この三階のホールは利用した事が無かった。 ...

落語演ってきた「出前寄席・杖林寺護持会様@杖林寺」2025/11/9

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本日は栗原市志波姫にある杖林寺護持会様のご依頼で出前寄席に伺ってきました。 こちらは昨年の十二月にお話を頂き、左悪さんと一緒に出前寄席に伺っておりました。今年もまた、という事で、有り難い事に裏が返りました。 前回もこちらの護持会の皆さんが積極的に参加して下さり、皆さんの熱意のお陰で大変盛り上がった出前寄席でした。 今回も皆さんのお陰で、終始楽しい雰囲気の会となりました。集まって下さったお客さんも前回より多かったです。 会場となったのは杖林寺さんの本堂。良い雰囲気です。 今回の番組はこちら↓ 一、賀千家ぴん吉「転失気」 一、剋家清生「旅行日記」 一、可亭左悪「熊の皮」 〜仲入り〜 一、剋家清生「茶の湯」 我々の落語会の前に、警察官の方から特殊詐欺予防の講演がありました。今回お集まりのお客さんは地域の御高齢の方々が多いので、防犯のための啓蒙という事で。 講演が最初に入ると堅い雰囲気になりがちなのですが、そうはならず、皆さん積極的に笑って下さいました。 開口一番はぴん吉さん。お寺さんで「転失気」は雰囲気ぴったりでは無いでしょうか。勿論「落語に出てくるご住職は、こちらのご住職と違って…」とお断りを入れる配慮。今日は一番後ろの席でこちらのご住職が観ておられましたからね。 クスグリたくさんの「転失気」で楽しい雰囲気を作って下さいました。 二番手は私「旅行日記」。今固めてるネタなので今日は演りたかった、でも少しおっかなビックリで演りました。私の変な思い込みで、志波姫という土地柄こちらは畜産関係の方が多いのでは・そういう方が観たら気分を害されるのではないかと勝手にビビってました。こういうのは気にし始めるとキリが無く、例えばお客さん側で全く気にしてなくても演者が気にする事で変な空気になり、結果楽しんで頂けない、という事態になるかと思います。 少し様子を見ながら掛けましたが、結構笑って頂けたので安堵した次第。 可亭左悪さんは「熊の皮」。昨日も感じましたが、全く外さない。左悪さん今ノリに乗ってると思います。 年齢層高めの客席ですと夫婦ネタはお客さんに共感して頂ける場合が多いのでしょうか。お客さんとても良い表情で笑っておられました。 休憩挟んで再度私「茶の湯」。昨日演ったばかりなので、昨日よりはスムーズに演れました。 ...

落語演ってきた「仙台アマ落語夜の勉強会@仙台市戦災復興記念館五階和室」2025/11/8

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落語を楽しむ会貝ヶ森の発表会が終わった後、急ぎ仙台市戦災復興記念館へ。 仙台アマ落語夜の勉強会に向かいました。 本日の会場は、五階の一番奥にある小さい和室。今まで使ったことあるのは手前にあり、庭が見える広い和室。そっちは取れなかったとの事で、今回は小さいほうの和室。 少し遅れて到着してしまったので、高座の準備などは先にやっていて貰いました。ありがとうございます。 本日の番組はこちら↓ 一、遊々亭つばさ「たけのこ」 一、錯乱坊双極「テレビ算」 一、海山亭熱造「徂徠豆腐」 一、剋家清生「茶の湯」 まず開口一番は遊々亭つばささん「たけのこ」。十何年ぶりかという蔵出しだそう。たしか、私つばささんの「たけのこ」当時観たことがあるような気がする。少し胡散臭いような雰囲気が出てなかなか良い味。 お次は山形落語愛好協会の錯乱坊双極さん「テレビ算」。この夜の勉強会のため、わざわざ山形から宿を取って来て頂いております。本当に有り難い。 ネタは「壺算」を立川談笑さんが改作した「テレビ算」。これもお蔵入りしていたものを引っ張り出してきたんだそう。双極さん曰く、なかなか演れる場所が限られてしまうネタなんだそう。好きで覚えてもそうなってしまうネタは私にもあります。 東北大落研OBの海山亭熱造くん。この春卒業し大学院生に。彼、この夜の勉強会はお客で何度か来てくれてました。出演は今日が初めて。ネタは「徂徠豆腐」。落語版じゃなくて講談で演る、との事。ただ、釈台は用意出来なかったので、段ボール+スケッチブック+赤い布で代用。講談じゃなくて手品でもやるみたい。 朗々とした口調でスラスラスラーっと語っていく、スマートな高座でした。 私は「茶の湯」。大事な演目なので、せめて年に一度は高座に掛けたいと思っているネタ。たまに演らないと忘れちゃうから。 最後に掛けたのは去年の七月、つばささんとの二人会。不出来な高座で後悔もあったので、今日演れて良かった。 繰り返しになりますが私にとって大事な演目、久し振りですが物語の絵はちゃんと頭の中に残っていました。これは喋ってて嬉しかった。 去年の七月の時、実は両親がわざわざ秋田から観に来てくれていたのですが、その時の母親の感想がひとこと、「長い」。私の場合端折らず演って三十五分くらい。「長い」という感想は、その物理的な時間の長さではなく、「長く感じた」つまりは三十五分観るに...