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落語演ってきた「第六十二回仙台新撰落語会@東京エレクトロンホール宮城四階会議室」2025/10/25

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本日は第六十二回目の仙台新撰落語会でした。 番組はこのように↓ 一、剋家清生「牛ほめ」 一、招福亭こいく「ぞろぞろ」 一、山川短志「禁酒番屋」 一、裁落亭とんぼ「金明竹」 〜仲入り〜 一、花枝亭美葉「元犬」 一、可亭左悪「熊の皮」 一、目白亭白目「ねずみ穴」 今日は事情があり、目ぼそさんと六六さん欠席。準備に集まったのは、私、短志さん、左悪さん、こいくさん、とんぼさん。白目さんは気仙沼から来るためいつもお昼前に到着する。美葉さんは先日膝を悪くされたそうで「早く着いても重いもの持てない」との事で遅れて到着。 だんだん準備が大変になってきた。コロナ禍後会員の減少と高齢化で、負担が大きくなってきているのが現状。今日はいつもより早めに到着して準備を始めたので間に合ったけど、今後の課題のひとつです。 本日、ご来場頂いたお客様は三十五名。前回も三十五名でした。来場者数が全く伸びない。顔ぶれとしてご新規さんも何人かいらっしゃって、また最近常連になって下さったお客様でお知り合いを何人か連れてきてくれた方も(感謝!)。そうなると客数伸びても良いもんなんだけどな。 仲入りで十一名お帰りになった(笑)。仲入りまでで一時間二十分程度。これがどういう事なのか、考えなければいけない。 お付き合い頂いたお客様の反応は悪くない、とても良く笑って頂けました。 今回、チラシを折り込んだ中に、私が今応援している講談の神田松麻呂さんの全国ツアーのものも折り込ませて貰いました。これにあたり主催のSTVラジオさんにチラシ郵送してもらったら、色紙と千社札を頂きました。これは嬉しいプレゼント。 開口一番は私「牛ほめ」。先日のアマ落語夜の勉強会での蔵出しの時のように、あまり早口にならないよう、それだけ気をつけました。特に開口一番でもあったので、より丁寧に喋るよう意識、おかげでトップバッターとしての役割は十分果たせたと思います。 次は招福亭こいくさん「ぞろぞろ」。 こいくさんは二年ぶりの出演です。途中台詞が怪しくなったようですが、やはり二年ブランクあると致し方ないのかと。また新撰落語会の高座に上がってほしい。 山川短志さんは「禁酒番屋」。短志さんお酒の噺は似合いすぎます。途中で顔が赤くなってきてるよ...

落語演ってきた「仙台アマ落語夜の勉強会@太白区中央市民センター三階会議室」2025/10/11

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毎月恒例、仙台アマ落語夜の勉強会でした。 先月は私どうしても仕事で参加出来ず欠席。 で、本日は遊々亭つばささんが風邪のため欠席。 毎月顔合わせてたのにそれが無くなると寂しいもんです。 番組はこのように。 一、剋家清生「牛ほめ」 一、千英「時そば(英語落語)」 一、けろよん「マジック」 一、時和亭兼成「錦の袈裟」 まずトップバッターは私「牛ほめ」。これはコロナ禍前にネタおろしして、何度か掛けて、レギュラーネタにしようとしていた演目。コロナ禍で活動出来ずそのままお蔵入り。活動再開してもなかなか思い出すきっかけが無かったのでそのまんまになってました。 捨てるには惜しいネタなので、今日に向けて久しぶりに稽古しました。 参考にしたのは四代目春風亭柳好の音源。若い時のもので、あのほのぼのとした雰囲気がありながらかなりテンポが早い。とてもリズミカルで楽しく、でもそこ真似ようとするとただの早口になってしまう。ただでさえ早口になりがちな悪癖を持ち合わせてるもんで、気をつけながらの口演でした。 二番手は仙台では英語落語でお馴染み・千英さん。 この方は元・東北学院大学落語研究会。途中で退会されたので、落研の名簿には載ってません。学生時代の芸名は「桐々亭舞(きりきりていまい)」。今OB会の会長をしている笑門亭来福さんが名付け親だそうです。ご本人も仰ってましたが、字面も綺麗で良い芸名です。 たまに拝見する高座でのお姿はハイテンションでエキセントリック。普段は落ち着いた雰囲気の方のようですけど、スイッチ入るとああなるのか。 今日は、千英さんがパーソナリティをしているコミュニティラジオ・FMたいはくの取材もありました。今回の会場も太白区の施設ですし。この仙台アマ落語夜の勉強会の取材がメインなのですが、せっかくだからついでに落研六十周年記念落語会の宣伝もさせて頂きました。 お次は、千英さんの英語落語のお弟子さんというけろのやさん。今日は落語じゃなくてマジックでの出演。あんまりたっぷりはお演りにならなかったですが、合間にマジックが挟まると良いですね。 兼成くん「錦の袈裟」与太郎はニンに合ってる。大間でどっしり。落研六十周年記念落語会に向けたお稽古のため、との...

講談観てきた「神田松麻呂・神田鯉花 寛永宮本武蔵伝連続読み@花座」2025/10/11

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本日は花座へ、講談を観に行ってきました。 神田松麻呂さんと神田鯉花さんのお二人による寛永宮本武蔵伝俥読みの会。 二日・四公演に分けて全十七話を読み切るという、兎に角ギュッと詰め込んだ濃厚な二日間。 「山田真龍軒」は神田伯山が松之丞時代の頃にテレビで目にしていたし、花座に通うようになってからは松麻呂さんで「吉岡治太夫」「熱湯風呂」を観ることも出来た。でも他のお話は観たこと無いので、今回楽しみにしていました。 楽しみにしていたのですが、あいにくこの日のこの回しか観に行けなかった。この日の午前中は落語を楽しむ会貝ヶ森のお稽古会。翌日は仕事。十月は色々予定があり希望のお休み取れなかった。 なので、よりこの回を楽しもうと意気込んで足を運びました。 松麻呂さん、相変わらず毒っけのあるマクラ。でも愛嬌もあるからそんな気にならない。毒ばかりでも無いし。「あれで上手ければ気にならない…」は全くそうだ(笑) 初めて観た「竹ノ内加賀之介」。湿布の貼りあいをする話、なんじゃそら感がとても楽しい。寛永宮本武蔵伝は滑稽味が強いとマクラでも仰ってたのですが、これは馬鹿馬鹿しくて楽しい。 鯉花さん、少しマクラが不慣れな感じも受けましたが、楽しく拝聴。山登りの話とか松鯉先生とのやり取りとか。 師弟の感じが大好きだという「吉岡治大夫」その雰囲気が伝わってきました。師匠の神田松鯉先生が大好きなんだろうなと感じた一席でした。 この俥読みの会、一公演しか観に行けてませんが、二人交互に観る事で飽きがこないと感じました。これは面白い発見。同じテイストの物語を一人からずっと聞かされるより、演者が変わる事で味わい方が変わって、ずっと観ていられると思いました。 以前STVラジオの松麻呂さんの番組に鯉花さんが出た時、今は仲良しになった(?)けど、前座時代は酷い関係だったご様子。番組聞いてて「これ大丈夫なのか?」と心配になるくらい。でも今は良い関係だそうで、仲悪かったら二人会なんか出来ないですもんね。 今日の客層としては男性客多め。そんな面白いこと言ってなくても笑う、でも過剰でないので悪い感じしない。良い雰囲気の会でした。 後で聞いたら東北落研OBの熱造くんも居たらしい。後日この会感想伺ったら私と違う印象だったようで、でもこれもまた面白く勉強になる。 土日休みの仕事してたほ...

落語観てきた「錦秋ゑびや寄席 三遊亭兼好独演会」2025/10/3

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本日は塩釜まで、三遊亭兼好さんの独演会を観に行ってまいりました。 こちらのゑびや寄席、塩釜で定期的に落語会を開催するようになったのは、東日本大震災の時に兼好さんが落語をしに来て下さったからだそうです。 毎年秋のこの時期に独演会が開催されており、私は昨年初めてこちらの兼好さんの会に足を運ぶことが出来ました。 平日(金曜日)の昼間の会ですと、カレンダー通りの勤務をされている方はなかなか来られないと思います。 私はシフトで毎月休みが変わる仕事なので平日の休みもある、なので観に来られます。 昨年は午前中健康診断の予約が入ってて、午後からであれば観に行けるというのが判ったので急いで予約した覚えがあります。 今日も正直観に行けるかどうか分からず、九月末に十月のシフトが分かって、たまたまこの日がお休みで、そこで急いで予約の連絡を入れました。 かなりギリギリセーフだったようで、私の予約番号がちょうど百番でした。 今日のこの落語会前日、宮城県内では急な大雨で、多賀城や中野栄あたりで冠水する事態になっており、塩釜もそれなりに影響があったようです。 その嵐がちょうど去った翌日の落語会。秋晴れで過ごしやすく、でも少し歩くと汗ばむ程度の気候でした。 早めに塩釜に到着し、まずは鹽竈神社へ参詣。ちょうど七五三シーズンだからか、おめかしして親子連れが何人か居ました。 その後、会場の旧亀井邸へ向かったのですが、 会場、場所がイマイチ分からず最初少し迷った。鹽竈神社の参道脇にあったんですね。 会場は一階の広間。自由席ですが予約番号順でのご案内とのことで、一旦二階の部屋に通されて待機。私は百番なのでだいぶ後。私の番が来る頃にはもう会場ギッシリ。でも運良く前の方の席が空いてたので割と見易い所に座れました。 兼好さん、マクラで「難民船のような」と仰ってましたがまさにその通りというような詰め込み具合。でもその分熱気が伝播しやすい感じで、大いに盛り上がりました。 恐らくお客さんは毎回楽しみにしているような人が多いのでしょう。兎に角反応が良いし、兼好さんの落語が楽しみでしょうがないといった雰囲気。兼好さんを信頼しきっていて後は身を任せるだけ、みたいな。 演目はこちら、前座さん無しで三席みっちりで...