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落語観てきた「令和六年度東北学院大学落語研究会追い出し落語会@仙台市市民活動サポートセンター地下市民活動シアター」2025/2/23

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気仙沼に一泊。 小もんさんは本日お仕事入っているため、朝早くに東京に戻られました。 本当は二日目のこの日も気仙沼の大谷公民館さんで目白寄席があったんですが、私は準備だけお手伝いして、仙台に戻らせて頂きました。 落研の後輩の卒業公演があったため、そちらに向かいました。 番組は以下。 一、裸足家元太郎「堀の内」 一、北極亭こぐま「一目上がり」 一、楽進亭瑠嘉「新聞記事」 一、炊立亭土鍋「平林」 一、藍舎都羽「もう半分」 〜仲入り〜 一、渡来庵杜来「長短」 一、黄亭花透音「祇園祭」 一、三中亭優楽「時そば」 一、頑張亭たい杜「文七元結」 気仙沼からの道中は順調だったけども私が会場着いたのが開場したあと十分くらい、そんなに遅くなかったはずなんだけど、もうすでにほぼ満席。 一度席には着きましたが、まだまだお客さん増えそうな感じなので、席を明けました。一応関係者ということで、一般のお客様に席をお譲りするのが良いと思い、ずっと会場入口の階段に立って聴いてました。 結局、予想をはるかに上回り、百五十以上入ったようです。 会場の市民活動シアターはライブハウス(スタンディング)なので、収容人数的には大丈夫でも、椅子が置けないわけです。高座の脇にも椅子置いてましたね。 トリのたい杜君の時に少し座席空いたので、その隙に、一番後ろの席に座れました。 流石に、気仙沼からずっと車運転してきて、その後延々立ちっぱなしでもうヘトヘトでした。 まともに観れたのはトリだけ。なんで感想は割愛。 でもこれだけの数のお客様が集まるというのは、四年生の二人の今までの活躍があればこそ。大変な成果ですね。 この日は、静岡に住んでいるOBの内亭とっ太君が観に来てくれてました。 たい杜君の評判を聞いて、彼が卒業する前に一度観ておきたいというので、忙しい中来てくれてて。私が大学三年生の時の一年生で、初めて出来た後輩。久し振りに彼に会えたのは嬉しかった。

落語演ってきた「目白寄席in気仙沼@気仙沼市松岩公民館」2025/2/22

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本日は気仙沼にて、目白寄席でした。 この目白寄席、仙台新撰落語会の仲間・目白亭白目さんが企画主催したもの。 例年、一月は仙台新撰落語会の発表会を必ずやっていたのですが、今回は会場となる宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)が改修工事中のため開催出来ず。 イベントが無いのは寂しい。それならばと、白目さんがご自身の地元・気仙沼で落語会をやろうと企画して下さったのです。 白目さんは学習院大学落語研究会のご出身。そのご縁で、我々仙台新撰落語会だけでなく、柳家小団治師匠と柳家小もんさんにも出演をして頂けました。 柳家小団治師匠は、学習院大学落語研究会のご指導をなさっておられます。 小団治師匠は昨年の仙台新撰落語会にも特別ゲストとして出演をして頂きましたので、私はお目にかかるのは二回目。 柳家小もんさんは私は初めて。小もんさんは学習院大学落語研究会のOB。当時は目白亭白痴を名乗られていたそうです。 二日間気仙沼市内の公民館で開催。 私は初日のみの参加で失礼しました。 初日は松岩公民館にて。 演目は以下のように。 一、剋家清生「子ほめ」 一、柳家小もん「粗忽の釘」 一、可亭左悪「十徳」 〜仲入り〜 一、柳家小団治「長屋の花見」 一、水無月亭六六「六郷の煙草」 一、柳家小もん「寄席の踊り」 一、目白亭白目「子は鎹」 大入り満員、大いに賑わいました。 私はトップバッターで「子ほめ」。大入りのお客様、お後に本職の方が控えているという普段無いシチュエーションのため異様に緊張。正直準備不足もあり、かなり上がってしまいました。それでも反応の良いお客様で、たくさん笑って頂けました。 柳家小もんさん、マクラからなにから、やはりプロは違いますね。アマチュアと並べるとより一層分かる。「粗忽の釘」も、とても楽しい一席で、落語って良いなと感じました。 後半、膝代わりとして寄席の踊りもご披露なさってました。 柳家小団治師匠は「長屋の花見」。春が待ち遠しいこの季節に滅茶苦茶ぴったり! 今日の気仙沼は少し雪が降ったりしてまだまだ冬の様相、でもこの二月の下旬・もう少しで春が来るという、このタイミングはぴったり。とても心が浮き立つような気持ちになりました。 後ろで観ていて強く感じたのが、小団治師匠の時だけ、会場の空気感が全然違う。お客様の反応から何から、そこだけ別な空間のような。 「長...

落語観てきた「えずこ寄席二◯二五 桂吉弥独演会夜の部」2025/2/16

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本日は県南の大河原町まで行き、えずこ寄席・桂吉弥独演会を観てきました。 都合があり私は夜の部のみ鑑賞。 演目はこんな感じでした。 一、桂弥っこ「ん廻し」 一、桂吉弥「青菜」 〜仲入り〜 一、桂吉弥「夢の革財布」 開口一番はお弟子さんの桂弥っこさんで「ん廻し」。 マクラは、関西の噺家さんがよくお演りになる「関西と関東の違い」をネタにしたもの。割とお馴染みのテーマのマクラ、でもお馴染みだから安心して笑えるということもあります。 「ん廻し」、言い立てのところもテンポ良く、軽快に。あっさり目で楽しい一席でした。 弥っこさん、高座返しの際には見台と膝隠しを引っ込めて、本日の主役の桂吉弥さん登場。 マクラでは、ご自身の出囃子・真室川音頭についても触れられてました。たしかに、上方の噺家さんの出囃子がなんで山形県の民謡を? 山形とは特に縁が無かったようですが、これを出囃子にしてから新たな縁が出来たそうで、面白いものですね。 一席目は季節先取りで「青菜」。さすがに冬の宮城で初夏の噺は少しどうかと思ってしまい、個人的にはどっぷりと「青菜」の世界には浸れませんでした。会場の前に熱々の焼き芋の屋台も出てたし。 季節感だけの噺じゃないから、勿論あの面白可笑しい展開・やり取りはしっかり楽しめましたけど。 二席目は「夢の革財布」。「芝浜」を上方落語に直したもの。 関西弁だと湿っぽく演っても明るさが出て、変にめそめそしてない噺になって、楽しめました。 最初の「青菜」で入れてたお酒呑む時の音、こっちでも入れ込んでて面白かった。 このえずこ寄席、毎年一回こちらのえずこホール主催で開催されている地域寄席。 この平土間ホール、奥行きがさほど無いので、一番後ろの席でもとても見易い。 また、高座のしつらえも落語の雰囲気を良く出している。 開演前には、携帯電話の電源オフにするように案内するプラカートをスタッフの方が常に持ち歩いて会場内を巡回しており、またその旨のアナウンスもしっかりされているので、こちらの落語会ではほとんど着信音が鳴らない。これは昔からそうだったと記憶しています。 出演する落語家さんも、テレビで人気の人というよりは、おそらく地方の落語ファンとしては是非生で観たい! と思うような方を選ばれているのも、私としては嬉しい。 仕事の都合等で毎回は観に行けて...