落語演ってきた「目白寄席in気仙沼@気仙沼市松岩公民館」2025/2/22

本日は気仙沼にて、目白寄席でした。


この目白寄席、仙台新撰落語会の仲間・目白亭白目さんが企画主催したもの。

例年、一月は仙台新撰落語会の発表会を必ずやっていたのですが、今回は会場となる宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)が改修工事中のため開催出来ず。
イベントが無いのは寂しい。それならばと、白目さんがご自身の地元・気仙沼で落語会をやろうと企画して下さったのです。

白目さんは学習院大学落語研究会のご出身。そのご縁で、我々仙台新撰落語会だけでなく、柳家小団治師匠と柳家小もんさんにも出演をして頂けました。

柳家小団治師匠は、学習院大学落語研究会のご指導をなさっておられます。
小団治師匠は昨年の仙台新撰落語会にも特別ゲストとして出演をして頂きましたので、私はお目にかかるのは二回目。

柳家小もんさんは私は初めて。小もんさんは学習院大学落語研究会のOB。当時は目白亭白痴を名乗られていたそうです。

二日間気仙沼市内の公民館で開催。
私は初日のみの参加で失礼しました。

初日は松岩公民館にて。

演目は以下のように。

一、剋家清生「子ほめ」
一、柳家小もん「粗忽の釘」
一、可亭左悪「十徳」
〜仲入り〜
一、柳家小団治「長屋の花見」
一、水無月亭六六「六郷の煙草」
一、柳家小もん「寄席の踊り」
一、目白亭白目「子は鎹」

大入り満員、大いに賑わいました。

私はトップバッターで「子ほめ」。大入りのお客様、お後に本職の方が控えているという普段無いシチュエーションのため異様に緊張。正直準備不足もあり、かなり上がってしまいました。それでも反応の良いお客様で、たくさん笑って頂けました。

柳家小もんさん、マクラからなにから、やはりプロは違いますね。アマチュアと並べるとより一層分かる。「粗忽の釘」も、とても楽しい一席で、落語って良いなと感じました。
後半、膝代わりとして寄席の踊りもご披露なさってました。

柳家小団治師匠は「長屋の花見」。春が待ち遠しいこの季節に滅茶苦茶ぴったり! 今日の気仙沼は少し雪が降ったりしてまだまだ冬の様相、でもこの二月の下旬・もう少しで春が来るという、このタイミングはぴったり。とても心が浮き立つような気持ちになりました。
後ろで観ていて強く感じたのが、小団治師匠の時だけ、会場の空気感が全然違う。お客様の反応から何から、そこだけ別な空間のような。
「長屋の花見」は、本当にお手本通りの古典落語のまんまなんだけど、それが滅茶苦茶に面白い。とても良い経験が出来ました。

本日のトリは目白亭白目さん「子は鎹」。
地元での公演とあり、力が入っていました。


終演後、楽屋にて。小団治師匠、白目さん、小もんさん。


夜は懇親会があり、小団治師匠、小もんさんともご一緒させて頂きました。酔いに任せて色んなお話を伺えて、大変楽しく、勉強になりました。



仙台から車で三時間以上、初めて気仙沼まで足を伸ばして、疲れきったけども、参加出来て良かった。白目さんに感謝。

コメント

このブログの人気の投稿

落語演ってきた「つばさ清生落語二人会@仙台市市民活動サポートセンター地下ホール」2024/7/27

落語演ってきた「第三回誕生日寄席@仙台市市民活動サポートセンター地下サポートシアター」2025/1/12

落語観てきた「えずこ寄席二◯二五 桂吉弥独演会夜の部」2025/2/16