落語観てきた「笑語寄席@ 仙台市市民活動サポートセンター地下」2024/9/15

東北学院大学落語研究会の笑語寄席。落研の後輩の発表会を観てきました。

一、北極亭こぐま「豆屋」
一、黄亭花透音「居酒屋」
一、裸足家元太郎「かぼちゃ屋」
一、頑張亭たい杜「品川心中」
~仲入り~
一、燕家羽姫「転失気」
一、楽進亭瑠嘉「おすわどん」
一、三中亭優楽「ハンバーグができるまで」
~仲入り~
一、前座披露、二つ目・真打ち昇進披露口上
一、藍舎都羽「磯の鮑」
一、渡来庵杜来「猫の皿」
一、炊立亭土鍋「船徳」



長かった。

十三時開演で、終演が十七時十五分頃。

仲入りが二度挟まり、その度に席を立ってストレッチしたり、外の空気吸いに行ったりしましたが、やはり体力的に大変でした。座ってる時間が長いので腰にもダメージがありました。もともと腰痛持ちなので、気を付けてはいましたが。
自分はもう若くは無い、自身の加齢を強く感じる落語会でした。

私自身の問題はさておき、学生さん達はハツラツとしていて、素晴らしい高座で、大変楽しませて貰いました。

一年生のこぐま君、元太郎君、羽姫さんが初高座。それぞれ緊張もしていたようですが、一生懸命高座を務めておりました。
二年生の花透音さん、瑠嘉君、杜来君は、高座上がってからちょうど一年くらいか。一年でここまで出来るようになるかと感心します。
三年生の優楽君と土鍋さんは学生らしさもありながら手慣れた感じもあり、なかなかのものでした。
四年生のたい杜君と都羽さんは四年生の貫禄があり、良い高座でした。

学生さんそれぞれ頑張っていて皆良かったんですが、中でたい杜君の「品川心中」は良かった。きっちり仕上げていて、ぐうの音も出ない。
また、元太郎君の「かぼちゃ屋」面白かった。巧んで出す面白さではない。笑った笑った。

長丁場なんで、後半の出番の子達は少し可哀想な気がしました。
お客さん疲れないように仲入り二回挟んだんでしょうが、それでも長いから疲れるお客さんも居る。途中で帰っちゃうお客さんも結構居たようです。私前の方の席に居たから、後ろの客席の状況詳しくは分からなかったですけど。

都羽さんとトリの土鍋さんは、午前中出前寄席を一件こなしてから笑語寄席に駆け付けてきたらしいです。ちょうど三連休の敬老会シーズン、出前寄席の出演依頼の話はたくさん入ってきます。土鍋さんはそこでも「船徳」演ったので、「船徳」続けて二回。あんな体力消耗する噺よく一日に二回も出来たもんだ。若さが羨ましい。
トリでもしっかり客席沸かせてましたが、でも客席の状態が良ければ、もっと良い形のトリだったのではないかと思う。余計なお世話かも知れませんが。

後輩の学生さんの落語会を観に行くと、先輩としては良い刺激を貰えます。彼らがこんなに頑張ってるんだから、私ももっと練習して工夫しなきゃいけないと、ケツに火が付きます。
また機会があれば観に行きたいです。


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