落語観てきた「三遊亭花金落語会『花座花金』第一部@花座」2024/9/23
本日は花座へ落語を観に行ってきました。
三遊亭花金さんの独演会。都合があり第一部のみ鑑賞。
一、三遊亭花金「両泥」
一、三遊亭花金「茶の湯」
~仲入り~
一、三遊亭花金「寄席の踊り・奴さん姐さん」
一、三遊亭花金「天災」
たっぷりと満喫して参りました。
お若いんだけど老成した雰囲気もあり、とても好き。花金さんの噺の世界にじっくり浸って、とても良い時間を過ごさせて頂きました。
一席目はまぬけな泥棒の噺「両泥」。花座だと高座が近く、細かい所までじっくり観られて、早速落語の世界に没頭させて貰いました。
二席目の「茶の湯」は、花金さんで観るのは私二回目。花座で三笑亭夢太朗さんがトリの時の芝居で観て、花金さんの出番は仲入り前。その時は孫店の件はお演りになってなかったのですが、本日はそこも入れてのフルバージョン。あの時は恐らく持ち時間の都合等もあったのかも知れません。
「茶の湯」は好きな噺、好きな噺家さんのであれば何度観ても楽しい。また本日はフルバージョンでしっかり観られたので更に満足。
仲入り後は寄席の踊り。たいてい一席演った後に踊るのですが、それだと足のコンディションが良くないからと、最後の一席喋る前に披露。今回は花金さんお一人の会なので、間に挟まる色物的な感じで良かったです。
最後は「天災」。八五郎に振り回される周りの連中が可笑しくって、楽しませて貰いました。
終演後花座を出ようとしたらぽつぽつと雨が。「天災」の「広ーーい原中」の台詞が頭の中でリフレインされる。今日は折り畳傘持ってきてたんで、天災と諦めずに良かったですが。
お土産に、花金さんの手拭いを二本買って帰りました。
シンプルな柄で、五弁の花びらが穴あき銭になっています。
なんとなく嬉しかったのがこの畳み方。最初から小ぶりに畳んであって、個人的にこの畳み方が落語を演る時にちょうど良いのです。
他の噺家さんの手拭いも持っているのですが、もっと大きく畳まれていて、自分自身が落語を演る時には使い勝手が良いように畳み直すようにしています。
試しに比較。向かって左二本が花金さんの。右二本は遊馬さんと晴太さんの↓
午後からの第二部も行きたかったのですが、体力的な事なんかも考慮して第一部だけにしておきました。
また是非花座で独演会やって欲しいな。あの至近距離でじっくり味わいたい噺家さんです。
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