落語観てきた「春爛漫ゑびや寄席 市寿・好二郎おめでたい会@塩竈市旧ゑびや旅館」2025/4/18

本日は塩竈市まで落語を観に行ってきました。

このゑびや寄席、私は二回目。前回は三遊亭兼好さんの会を観に行きました。地元塩竈に根付いているようで、世話人の方々、お客様も良い雰囲気でした。

番組はこちら。

一、三遊亭好二郎「普段の袴」
一、柳亭市寿「佐々木政談」
〜仲入り〜
一、柳亭市寿「長短」
一、三遊亭好二郎「蒟蒻問答」


最初オープニングトークがあり、こちらは写真撮影OKでした。その後はちゃんと「皆さん携帯電話、スマホの電源切って下さいね」とアナウンス。着信音が鳴ることはありませんでした。


三遊亭好二郎さんは初めて。
一席目は「普段の袴」。
マクラは、最近週刊新潮から取材を受けたり、東京かわら版の月コレに載った話など。週刊新潮はどこでも買えますが、かわら版は塩竈の書店では売ってないか。仙台だと、花座の他は駅前の丸善では売ってるはず。
マクラの際、表からちょうど小学生の声が。平日の、ちょうど下校時間ですからね。旅や子供、マクラで話題探って少しネタ迷われていたような感じもありましたが「普段の袴」へ。八五郎が登場してからは兎に角面白かった。細かいクスグリや描写が可笑しい可笑しい。

二席目は「本日はとても良いお客様なので」と「蒟蒻問答」。こちらも客席大笑い。
好二郎さんは時折、師匠である兼好さんの感じが顔を覗かせますね。こういうの目の当たりにすると「ああ、師弟なんだなあ」と思えて、私は好き。

柳亭市寿さんも私初めて。一席目は「佐々木政談」。ご自身のお子さんの話題マクラに降ってから。振り回される佐々木信濃守や父親の様子でお客さん沸いてました。

二席目は「長短」。この「長短」とても良かった。まず市寿さんの笑顔が素敵、これが長さんの描写の際に愛嬌も生まれて、愛おしくなるような感じ。長さん短七さん二人仲が良いのだろうな、というのも察せられて、良い落語を観たな、という感じ。
ただ、これ思いっきり「普段の袴」とツいてるんですけどね。噺入った時「あれ、大丈夫か」と思わず心配になってしまった。でも、お後に迷惑かける訳じゃなし、お客さんも気にせず楽しんでいるようなら問題無いのか。こういう時「噺がツく」といった落語の知識が無駄にあるのは邪魔かも知れません。客側のマナーじゃないですからね。

会場となっているのは旧ゑびや旅館という、歴史ある建物。今回、仲入り中に特別にこちらの三階を解放し鑑賞することが出来ました。普段は入館料三百円必要だそうで、今回はサービスで。春のこの季節、天井の桜の絵を皆さんに観て欲しいとの事。
写真撮影・SNS掲載可と許可を頂きました。



終演後はプレゼントが当たる抽選会がありました。
私は幸運にも、先に話題に出ていた好二郎さんが載ってる東京かわら版、サイン入りが当たりました。ありがとうございます。


かわら版は既に一冊持っているので、観賞用と保存用が出来ました。

この抽選会、ちょっとしたミラクルなんかも起こったりして、大いに盛り上がりました。

このゑびや寄席、今後の予定もある程度決まっているようです。

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