落語観てきた「魅知国仙台寄席六月下席午前の部」2025/6/29
本日は花座へ落語を観に行って参りました。
お目当ては三遊亭花金さん。つい先日ルート9フェスタで花座にいらしたばかり、でも私そっちは観に行かれなかったので。今日観に行けて良かった。
日曜日午前中ということもあってか、客席はそこそこ埋まってました。落語や演芸を観に来るのは初めての方が多いような雰囲気もありました。
開口一番は三遊亭ば馬さん。
最初「『ばうま』と読むのかな?」と思い込んでいたのですが「ばば」。これは本名が「馬場」だから、なんだそうです。
二十歳とまだ若い、初々しい感じもありながら、噺に入ったらしっかり声張って、そこは前座といえどプロなんだなと感心。
お待ちかねの三遊亭花金さん。演目は「宿屋の富」。最初ケチの枕振ってたので「茶の湯」かな? と思いましたが(以前二回花座で花金さんの「茶の湯」拝見したのですがその時もケチの枕振ってたはずなので)、「宿屋の富」でした。花金さんの「茶の湯」好きなんで「また観られるかも」と期待したのですが。好きな噺家さんの好きなネタは何度でも観たい。
「宿屋の富」も勿論面白かったです。
サゲまでトントンと畳み掛けて、良い噺ぶり。くどくなくってスッキリしていて好きです。
仲入り挟んでマジックのけんけんさん。この方のマジックは何度か花座で拝見してますが毎回楽しいし驚かされる。トークも好き。
今日はお弟子さん? のキッズマジシャン・れんと君も登場。本当に子どもなんたけど目の前で見せてくれたマジックは本物でそのギャップにびっくり。
トリは瀧川鯉橋さん。ソフトでふわふわした口調は肩の力を抜いて楽しめます。
湿気と出家の小咄、生で観るのは初めて。立川談志のCDに「いい大人がよくこんなくだらねぇ小咄を」と自虐的に紹介していたのでなんとなく覚えていました。確かに下らない、でも、この時期の季節感出すにはもってこい。「青菜」とかの枕に振っても良いかもと感じました。
ネタは「たがや」。地噺風にたくさんクスグリ入れて、楽しい一席でした。
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