落語演ってきた「第十一回落語を楽しむ会貝ヶ森発表会@仙台市貝ヶ森市民センター和室」2025/11/8

本日は第十一回落語を楽しむ会貝ヶ森の発表会でした。

番組はこちら↓

一、剋家清生「旅行日記」
一、鈴の家孝幸「千早振る」
一、可亭左悪「熊の皮」
一、泳ぐ家智昭「鹿政談」
〜仲入り〜
一、嵐々亭嵐乱「芝浜」


お客さまは、会員のお知り合いやご近所の方など。今回もご新規さんがいらっしゃいました。貝ヶ森市民センターさんの毎月のセンターだよりに宣伝載せて頂いたので、それを見て来て下さったのでしょう。センターさんのご協力に感謝です。

私は開口一番で「旅行日記」。本当はサラで演るには不向きなのかな、とも感じていたのですが、今固めたいネタなので演らせて頂きました。マクラで小咄振ったりしてもっと工夫すれば良かったと後悔。
男性客多め、パッと弾けるというよりは、じっくり観ようというような感じか。笑いはほとんど起こりませんでしたが、アンケートには割と良いような事を書いて頂けました。あと左悪さんが「良かったよ」と励ましてくれたので。

鈴の家孝幸さん「千早振る」。私着替えたりしてて観ていないのですが、途中で絶句してしまったようでした。初めて演る演目ではないですし、またお稽古の段階では全く問題無く演れていました。私も去年の四月に絶句して頭の中真っ白になってしまった事があり分かるのですが、当人からするとあれは本当に辛い。特に初めての絶句はショックだと思います。今日の高座に向けて練習して、お着物も準備されて、今日のために臨んできたわけですから。これ乗り越えると、また次のステージにいけるとは思うので、うまく仲間でサポートしていきたいです。

可亭左悪さん「熊の皮」。ここでワッとお客さんが沸きました。今の左悪さんの十八番でしょう、全く外さない。ご本人も楽しそうに演ってるのが見ていて分かります。

泳ぐ家智昭さんは「鹿政談」。以前、仙台アマ落語夜の勉強会に智昭さんが参加して下さった際、共演の武田らこさんがお演りになった「鹿政談」に感銘を受けて、自分も演ってみたいと挑戦されたそうです。
稽古会では一生懸命取り組まれており、本番も悪くない出来でしたが、ご本人としては「もっと頑張りたい」と仰っていたようです。会員の皆さんがどんどん意欲的になっていくのが見ていて刺激になります。

トリは嵐々亭嵐乱さん「芝浜」。長尺の人情噺でもあるので、仲入り後は嵐乱さんだけの番組にしました。
にこやかなお人柄の嵐乱さんの「芝浜」は、優しい雰囲気に溢れた、嵐乱さんならではの「芝浜」でとても良かったです。

次回発表会は来年の五月頃、またそれに向けて会員の皆さんと一緒に稽古に励みます。

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