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落語観てきた「仙台若手落語大X会@仙台市市民活動サポートセンター地下」2024/10/20

ほでなす会の遊々亭つばささん主催の落語フェス、仙台若手落語大X会を観に行ってきました。 一、雲鳴家丘割「幇間腹」 一、水亭念保「お見立て」 一、若阿若阿亭寝子「無免許運転」 一、千英「what’sてんしき?」 一、頑張亭たい杜「鍋草履」 ずっと座ってると本当に腰痛くなるし、明日も仕事なんで中座させて頂きました。ビール差し入れしたんで許して欲しい。申し訳ない。 手短に感想など。 丘割君「幇間腹」東北大落研の学生さん。上手い、そして面白い。すごい。 念保さん「お見立て」東北大落研のOBさん。こんなコンパクトに編集出来るの凄いな。 寝子ちゃん「無免許運転」学院大落研のOB。何度観ても良い男。自分で作った新作落語だそうです。良くウケてました。 千英さん「what’sてんしき?」実はうちの落研のOGさんです。途中で辞めたので名簿に載っていない方。 今日たまたま千英さんの学年一つ上の落研OB・扇斗さんがいらしたので、「昔からあんな感じだったんですか?」と訊ねたら「あれは後天的なものだ」との事。眉毛動かしすぎ(笑) てんしき、盃じゃなく酒のほうが確かにスムーズ。 ここまでが第一部。この後、ゲストでmocoさんの歌が入りました。脱サラシンガーソングライターなんだそうです。伸びやかな良い歌声、聴き入りました。良かった! たい杜君「鍋草履」以前私がたい杜君と一緒に出前寄席行ったとき、私がこのネタ演ったら「初めて観ました、良い噺ですね」みたいな事を言ってくれました。 たい杜君の「鍋草履」は、お富与三郎の芝居も入れて、また肉付け工夫がしっかりあって、完全に「たい杜君の『鍋草履』」になっていました。凄いね。 たい杜君で満足したので、申し訳ないけどここで中座。 他のアマチュアの方の高座観るのは良い刺激になります。

落語観てきた「春雨や晴太落語会~晴れたら良いね! 第二部@花座」2024/10/18

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花座で落語を観てきました。 春雨や晴太さんの独演会。十八時半開演の第二部に行って参りました。 一、春雨や晴太「ぞろぞろ」 一、春雨や晴太「後生鰻」 ~仲入り~ 一、春雨や晴太「厩火事」 今日は私お仕事があり、急げば十八時半開演の第二部は間に合う・けどバタバタするし疲れるから行くの止そうかな、と悩んでおりました。でも、ちょっと仕事で嫌な事があり、このまま一日を終えたくないと、結局観に行く事にしました。 結果観に行って良かった。晴太さんの優しい雰囲気の、また圧の少ない高座で良い気分転換になりました。 今回の公演では裏テーマがあったそうで、昔話ふうの噺を掛けようとお考えであった様子。 でも、第一部と掛け持ちで観に来ていたお客さんも何人かいらっしゃったようで、その兼ね合いもあり、第二部では恐らく予定に無かった演目を選ばれたような雰囲気でした。 「ぞろぞろ」は、駄洒落を連発するお婆さんを上手く使ってのクスグリがたくさん。こういう演り方は初めて観た。晴太さんのオリジナルなのかな。 「後生鰻」は今日がネタおろしとの事。鰻が口をパクパクさせている可愛らしい様が目の前に浮かびました。 「厩火事」おかみさんがメソメソしてなくて、明るい感じなのが良かったです。 マクラでは、先日閉店したひさごの話題。 カツ丼が有名な街中華・ひさご。花座ではよく出前を頼んでいたお店だそうで、私は噺家さんのマクラやSNSでその存在を知りました。 店主が高齢のため暖簾を下ろした事が地元テレビのニュースにもなり、話題になりました。閉店を知ってそれを惜しむお客さんが大勢押し寄せたとか。私も閉店前に一度行こうとしましたが「カツ丼なら今日の分はもう終わっちゃったよ」と言われ、残念ながら諦めた事がありました。 そのひさごが、閉店から間もなく「分店」という形で復活。店主から指導を受けた常連のお客さんが、前と全く同じ場所で復活させたのです。これもテレビのニュースで流れてました。 まさか全く同じ場所で復活するとは思いませんで、そりゃ驚かれますよね。 あとは、この会の翌日に独演会を予定している桂伸しんさんの話題。前々日から仙台入りされており、第一部では追い出し太鼓を叩いてくれた、その話をされてから、最後の「厩火事」のサゲが近づくにつれ高座袖が気になってしょうがない(笑) 伸しんさんも高座に登場し暫しフリー

落語演ってきた「出前寄席・長命大学『落語会』@長命ヶ丘市民センター」2024/10/17

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本日は、落語を楽しむ会貝ヶ森のメンバーで出前寄席。長命ヶ丘市民センターさんにて、こちらの老壮大学「長命大学」の講座の最終回の出し物として、三人で落語を披露して参りました。 一、可亭左悪「十徳」 一、剋家清生「家見舞い」 一、嵐々亭嵐乱「紙入れ」 落語を楽しむ会貝ヶ森は、貝ヶ森市民センターに登録してあるサークル。そのご縁や、代表の嵐乱さんが参加している市民センターの老壮大学で出来た繋がりで、仙台市内あちこちの市民センターさんで落語を演らせて頂いております。 本日伺った長命ヶ丘市民センターさん。今年の暮れから改修工事に入るため、年度の途中ではありますがこちらの老壮大学は今回が最終回との事。 最終回に我々の落語を選んで頂けたというのは光栄です。 参加されてきた地域の皆さんも、最後だからとたくさん集まって下さり、また積極的に楽しもうという姿勢の方が多く、本日はとても盛り上がりました。 開口一番は左悪さん「十徳」。オウム返しの前座噺でしっかり落語を楽しむ下地を作って下さいました。 次は私「家見舞い」。笑って欲しい所で大いに笑って頂けて溜飲が下がる思い。お客様に感謝申し上げます。 先日のOB迷人落語会が終わってからすぐに気持ちを切り替えて稽古に臨み、その中で少しは成果が出せるかな、と感じる事がありました。光明を見出した気持ちです。 最後は嵐乱さん「紙入れ」。とんでもない回数稽古して臨まれており、それをひしと感じる高座でした。稽古百編といいますが、それに勝る物はありません。 嵐乱さんは戌年生まれで、六年前の戌年の七十二歳の時に初高座でした。目標は次の戌年の、八十四歳の時に元気に高座に上がっている事だそうです。こういうお姿はとても刺激になります。 本日の「紙入れ」は、年齢を重ねた方じゃないと出来ないものがあると思います。新吉の翌朝の来訪のところで良い感じにウケていました。 今日は楽しく落語をさせて頂けて、大満足の休日でした。

仙台新撰落語会の思い出「都家東北」

都家東北(みやこやとうほく)さん。 仙台新撰落語会の先輩。 短志さんとは古い仲で、仙台新撰落語会の前身のよせよせ落語会の頃からのお付き合いとの事。 たしか早稲田大学の落研出身であったはず。 仙台新撰落語会が発足してからも何度か出演されているが、途中から参加されなくなった。色々と事情があったようで、その辺はあまり詳しく書かない。 東北さんに初めてお目にかかったのは第二回目の仙台新撰落語会。 当時私は大学生。私は仙台新撰落語会には学生の時から出入りさせて貰っていた。 落研の大先輩、山形の胃仲家百勝さん(いなかやひゃくしょう)が新撰落語会の創設メンバーでいらっしゃったので、そのツテで「お手伝いさせて下さい」とお願いして参加させて貰った。 東北さんの落語で私の記憶にある高座は「芝浜」「ろくろ首」。 東北さんの「芝浜」は、私自身が「芝浜」にチャレンジしようと決めたきっかけの一つでもあるので、印象に残っている。 また「ろくろ首」は、私も持ちネタにしていたが、私よりもはるかに面白い「ろくろ首」だったのでショックを受け、それでこちらも印象に残っている。 都家東北さんの仙台新撰落語会での口演記録は以下。 第二回(二〇〇六年六月二十四日)…「死神」「もう半分」。 私が初めて新撰落語会を観に行った時。トリの出番で、時間があるからと二席お演りになった。どちらも大きい噺で、二席続けて演っちゃうのに驚かされた。 第三回(二〇〇六年十二月九日)…「芝浜」。 第四回(二〇〇七年二月四日)…「抜け雀」。 第五回(二〇〇七年六月三十日)…「しじみ売り」。 第七回(二〇〇九年一月一九日)…「御慶」。 第八回(二〇〇九年五月三十一日)…「お富与三郎」。 第九回(二〇〇九年十一月一日)…「ろくろ首」(この回以外は全てトリでの出演)。 熱心な立川談志信者であり、高座拝見した印象としては志らくと談春を足して二で割ったような感じであった。 学生時代の淡い夢で、当時は私は落語家になりたかった。 今振り返ってみると、そこまで本気ではなく、ただなんとなく憧れていただけであった。落語家になるために何か行動していた事もなかった。 ただ、なんとなく新撰落語会の打ち上げの席などで、私が落語家に憧れているような話題は出ていた。短志さんなんかは「噺家は食えないから、『清生を噺家にしない会』を発足させよう」かなんか言っていた。 私が

落語演ってきた「第十八回OB迷人落語会@エルパーク仙台六階ギャラリーホール」2024/10/12

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本日は東北学院大学落語研究会OB会の年に一度の大イベント、OB迷人落語会でした。 一、三中亭優楽「午後の保健室」 一、替り家志ん喬「牛ほめ」 一、氷山亭清うち「時そば」 一、剋家清生「鰻屋」 一、頑張亭たい杜「豊竹屋」 一、竹馬亭志ん友「井戸の茶碗」 ~仲入り~ 一、豊包亭福楼「動物園」 一、火消家はん生「壺の碑」 一、誕生亭桂喜「元禄女太陽傳」 一、若阿若阿亭寝子「猫の忠信」 延べ百八十四名様のご来場、まことに有り難うございました。 遅れて来たり途中で帰られたり、といった方も含めて百八十四名ですが、大したもんだと思います。 なんでこんなに沢山の方が来て頂けるのか良く分からない。案内ハガキは沢山出しています。OB会員の知り合いが観に来てくれたり、またOB会員のツテであちこち宣伝させて貰ったり、その効果があるのでしょう。 一見さんも多い印象。仙台新撰落語会のお客さんも見かけましたが少ない。また、落研の学生さんの落語会に来てくれるお客さんも、どうやら少なかった様子。ここから新しいお客さんが増えてくれると嬉しいですね。 私は「鰻屋」を演らせて貰いました。 正直思ってたような出来栄えじゃなくて、後悔の残る高座。 でも出番が終わった後、山形のOBの喜楽亭のん亀さんにじっくり話を聞いて頂き、また色々アドバイスをして頂けたので、自分の中ではうまく昇華出来ました。こういう時落語に詳しくて、また自身も現役で高座に上がっている先輩が居るのは有り難い。 次に向けてどうしたら良いのか明確になりました。クリア出来るか分かりませんが。 今日は、正直自分の事でいっぱいいっぱいで、他の方の高座ちゃんと観ることが出来なかった。これも少し後悔。 毎年そうなんだけど、OB迷人落語会は朝から準備が大変で、あんまりここに書く事じゃないでしょうが兎に角消耗する。体調整えておかないと当日乗り越えられない。その辺も十分にして臨めなかったのも少し後悔。 今年は満足いかない高座がやたら多い。来年に期待するか。 はるばる神戸から来仙された、竹馬亭志ん友さん↓ クイツキの豊包亭福楼くん↓ トリの寝子ちゃん↓

落語観てきた「第五十九回仙台新撰落語会@東京エレクトロンホール宮城四階会議室」2024/10/5

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本日は第五十九回仙台新撰落語会でした。 一、可亭左悪「道具屋」 一、花枝亭美葉「転失気」 一、水無月亭六六「ぼやき酒屋」 一、柳家小団治「阿武松」 ~仲入~ 一、賀千家ぴん吉「一目上がり」 一、目白亭白目「子別れ」 前回の公演が演者総出演、そのため終演がかなり遅くなり片付けがバタバタ。コロナ禍前のようにある程度会員の休演が必要と課題が出ていましたので、今回私はお休みさせて貰いました。 私の他、短志さんと目ぼそさんも休演、それぞれ裏方スタッフとして参加でした。 本日の目玉は、特別出演の柳家小団治さん。 どういう経緯で出演して頂ける事になったのかというと、ご縁を作って下さったのは目白亭白目さん。白目さんは学習院大学の落研の卒業生。学習院大学落研は五代目柳家小さんが顧問となり、指導して貰っていたそうです。その中で小団治さんも落研の指導をされており、そこで白目さんと繋がりが出来たんだそうです。 小団治さんは東日本大震災後、白目さんの地元気仙沼の仮設住宅での慰問落語会にも駆け付けて下さったんだそうです。そこに新撰落語会のメンバーもお手伝いに参加したりと、繋がりが出来ておりました。 その中で、今回白目さんが小団治さんに出演をお願いして共演が実現したというわけです。 小団治さん御年八十とはとても思えない、溌剌とした高座。小柄な方なのですが、高座での迫力は凄かった。 演目は白目さんが「是非十八番を演って欲しい」とリクエストした「阿武松」。錣山親方に拾って貰えるところは、観ている私も一緒に嬉しくなって胸が熱くなりました。 端正な語り口。清潔感のある佇まい。憂いを含んだ声に程良く色気が漂っていて、小団治さんの高座、大変満喫致しました。 打ち上げにも参加して下さって、昔の色んなエピソード、学習院大学落研のお話や、あんまりここに書けないようなお話も伺えて、大盛り上がり。 ベテラン噺家さんの凄さを堪能した一日でした。 柳家小団治さん↓ 今日は本当に小団治さんが目玉でしたが、会員も奮闘、大いに盛り上がりました。 左悪さん「道具屋」開口一番でしっかり落語の雰囲気を作られて、トントンとサゲまで。 美葉さん「転失気」山形で百勝さんに稽

落語観てきた「錦秋ゑびや寄席 三遊亭兼好独演会 第二部@旧ゑびや旅館」2024/10/4

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今日は塩釜市まで三遊亭兼好さんの独演会を観に行ってきました。 第二部 一、三遊亭けろよん「狸賽」 一、三遊亭兼好「天狗裁き」 ~仲入り~ 一、三遊亭兼好「お化け長屋」 定期的に塩釜で兼好さんの独演会があるというのは知っていたのですが、今までずっと行けずにいました。大々的に宣伝しているわけではないようですが、でも割と常連さんが多いのかな? チケットも早く売れてしまうようなので、なかなか行かれず。 当会の予約受付開始時には、この日仕事休めるのが既に分かっていたので、真っ先に電話で予約して、本日観に行く事が叶いました。 この日私は午前中健康診断がありまして、それが終わってから塩釜まで向かう流れ。 そのため、午前中の第一部は諦めて、午後からの第二部だけ観に行った次第。 割と早めに到着したので、近隣の塩竃市杉村惇美術館に足を伸ばしたりして、のんびり出来ました。 杉村惇美術館は街のこぢんまりしたレトロな雰囲気の美術館で、常設展ワンフロアのみでしたが、じっくり絵を眺めてリラックス出来ました。 その後、時間を見計らって会場の旧ゑびや旅館へ。 開場前にお客さんの列が出来ていました。自由席なんで皆さん早めに行って前の方の席を確保したいわけです。 通りかかった学生さんが「塩釜で行列って、何だ?」と訝しんでましたね。今日は平日だし、確かに不思議な感じもする。 会場のゑびや旅館、歴史のある旅館で、そこの二階の座敷を使っての会。花座よりも二回りくらい広い程度で、各回定員が四十五名まで。午後の部は完売で、お客さんぎっしりでした。 前座は三遊亭けろよんさん「狸賽」。声も良くて上手でした。 お目当て、兼好さん一席目は「天狗裁き」。テンポ良く畳み掛けて爆笑の渦! 二席目「お化け長屋」。「天狗裁き」でお客さん笑い疲れちゃったかな、というような感じもありました。サゲまできっちり。愛嬌のある兼好さん、強面のお兄さんも何処か可愛げがあって親しみやすい。 終演後は抽選会がありました。こういうの普段あんまり当たらないのですが、幸運な事にお菓子が当たりました! スタッフの方で、高野山からいらした方が居たような事仰ってましたが、その方の大阪土産の様子。有り難く頂戴しました。 また、お土産に兼好さんのサイン入りトートバックも購入しました。購入代金の一部が能登の復興支援に回