落語観てきた「魅知国定席花座・上席 午前の部」令和八年八月二日
思い立ち、本日花座へ。八月上席、午前の部を観に行って来ました。
日曜日でしたが生憎の雨模様。客席は半分くらい埋まってました。
最初に出てきたのは神田紅純さん「熱湯風呂」。
今回花座メンバーで行った昨夜の打ち上げのお話のマクラ。ちゃんこ鍋のお店、私も行ってみたい。
演目は寛永宮本武蔵伝「熱湯風呂」。本来でしたら舞台は播州のはずなのですが、奥州仙台に変えていました。御当地感を出すサービスなのでしょう。
熱湯風呂だけど、時間の都合で途中まで。熱湯風呂には入らず、こういう切り方もありなのか。
紅純さんは元気溌剌としてて、とても好感が持てます。正直もっと長く聞いていたかった。
ニードルは、年齢を重ねたアニメのキャラクターの漫才。ネタに入るまでの、マクラみたいな部分の二人の掛け合いが兎に角面白い、ずっと聴いていたい。
桂伸都さんは、二つ目昇進間もない若手。初々しい感じもありながら、噺に入ったら堂々としたもの。「厩火事」、表情筋フル活用していて、でもそんなにそれが五月蝿くも感じなかった。楽しく好感持てる高座でした。
トリの三遊亭圓雀さん「幸助餅」。
元気いっぱい。力と気持ちの籠った高座。圧倒されぐいぐき引き込まれました。
幸助餅、きちんと観るのは初めてだけど、こんなに引き込まれる、良い噺だったのか。
後日調べたら、私が聴いた事あったのは、講談を落語に直した「幸助餅」でした(落語事典で再確認。別題「夫婦餅」?)。
圓雀さんがお演りになったのは、上方落語で林家染丸さんがお演りになる、喜劇を落語に直したもの。松竹新喜劇で藤山寛美が演じ評判となり、それを林家染丸さんが落語に直したもの、だそうです。
染丸さんのお弟子さんの林家菊丸さんの「幸助餅」の動画がYouTubeに上がってて、視聴したらほぼ同じでした。
以下、あらすじ自分の忘備録として。
相撲道楽でお店を潰した幸助、最初、お茶屋で金を貸してもらう話から始まる。文七元結みたいな展開。妹が身売りをして三十両こさえてくれる。その帰り道、贔屓にしてきた関取・雷に出会う。雷は江戸で大関昇進し、そよ知らせを親より先に幸助に知らせるため、一日しか滞在できないのに大阪に来た。幸助はお祝いをしてあげられない、でも、雷のため、借りてきた三十両を雷にあげちゃう。幸助のおじさんが返して貰おうとするが、雷は返さない。悔しいってんで、奮起。また三十両借りられて、餅屋を開業して、頑張る。店は繁盛し、知らないところから大量注文も。そこに雷が来て…
少し先が読めてしまう展開ながらも、ストーリー展開が面白く、クスグリも入って、最後ほろっとする良い噺。
こういう高座を目の当たりにするも自分も演りたくなっちゃう。
本日は雨模様だったけど、足を運んで正解でした。演者の皆さん元気いっぱい、明るい気持ちにさせて頂きました。
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